第18回 東海北陸作業療法学会

学会長挨拶

第18回東海北陸作業療法学会
学会長 石田圭二
福井医療大学 保健医療学部
リハビリテーション学科 作業療法学専攻

第18回東海北陸作業療法学会(福井)は福井県士会が担当することになっており、昨年6月より実行委員会の組織を立ち上げ様々な検討に入っております。

学会テーマは「主体的な生活に向けての作業療法実践」としました。作業療法の対象者が、その人なりに自ら感じ、自ら考え、自ら選択した生活を営むための実践について語り合える場になればと考えております。また作業療法士協会が推進している生活行為向上マネジメントは、対象者の語りや思いを取り込んだ作業療法実践のための1つのツールです。今後の方向性を考えるうえでの一助となればと思います。

学会では一般演題(口述・ポスター)以外に、市民公開講座、特別講演2テーマ、シンポジウム、教育セミナー5テーマを予定しています。市公開放講座では、講師に片腕義手の伊藤真波氏と作業療法士の柴田八衣子氏をお迎えし、「あきらめない心と作業療法~義手(失った片腕)が与えてくれたもの」をテーマにバイオリンの演奏を交えながら、主体的な生活に向けた作業療法の実践を紹介していただきます。その他のプログラムも、最新の「作業療法実践」を行なうために、有益な内容を企画しております。ご期待ください。

福井は11月上旬には越前ガニの解禁になります。運がよければ県内で「かにカーニバル」などの催しも開催されていることでしょう。また紅葉に包まれた福井の史跡も見ものです。ぜひ学会にご参加ください。

第18回
東海北陸作業療法学会
2018年11月17・18日開催

学会事務局
株式会社 ケア・フレンズ

〒910-0003
福井市松本2丁目25-16
TEL:0776-27-5816
FAX:0776-27-5817

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